最近、ダウンザホールハンマー仕様による大孔径掘削工事が主流となっています。

この工法は、ハンマーをモーターで回転させながら、圧縮空気により先端ビットで孔底を叩きながら削孔するものです。今後も機械の施工技術の進化とともに、より広範囲な現場でダウンザホールハンマーによる掘削が計画されています。

基礎パイル工事、または仮設の土留め工事などにおいて、崩積土や砂利、転石まじり等の壊れやすい地盤を掘削しなければならない場合も多くあります。

既存のダウンザホールハンマーでは、コンプレッサーから供給されるエアー流失と空気圧の低下の為工事が難しく、作業能率及び工事採算性も悪化してしまいます。

当社のスクリュー式ダウンザホールハンマーは、これらの欠陥解消。
従来のエアハンマーに比べて数倍以上の作業能率が得られるように考案、開発されました。

スクリュータイプのため、既存のオーガースクリューにそのまま取付けて使用できます。

そのうえ、従来のロックオーガーによる岩掘削のように機械の重装備は必要なく、作業時間も大幅に短縮できます。